銀座の取り組み

2019.11.19 社内木鶏会 推薦感想文(渡邉 晴美)

2019.11.22

カテゴリ:社内イベント

「母は十月十日お腹に子を宿し、命懸けで子を産む。このプロセスはまさに精進そのものである。

 すべての命は母の懸命な精進によってこの世に誕生するのである。」

 

来月11日は自分の誕生日。十月十日きっと母はお腹の中の私に優しく話しかけ、その誕生を心待ちにしてくれたに違いない。そしてとてつもない痛みの中、私を産んでくれたのである。商売が忙しいのに愛情一杯に育ててくれた。

自分の誕生日にこそ、親に感謝すべきだとあらためて思う。昨年、秋、ガンと言われてからちょうど一年が経つ。本当に命が危うかったと聞くと、今更ながら恐ろしくなる。しかし一番怖かったのは母だと思う。娘が先に病気になり、苦しんでいる姿を見て、どれだけ心配したかと、申し訳なく思う。

今だに「大丈夫?無理しないで....」と毎日のように言っている。それなのに私はついつい「だから、大丈夫だって!」と冷たく言ってしまう。

産んでもらって、育ててもらって、心配かけてしまって、計り知れない愛情を頂いて....

それなのに恩を忘れて、まるで一人で生きてきたかのように、つっけんどんな態度をとる自分が恥ずかしい。自分も、2人の子供を持つ母親だ。母の気持ちは一番解かる。

反省し、感謝し、これからはもっと母に優しく接し、大切にし、誕生日にはあらためて、心配かけてごめんなさい。産んでくれてありがとうと言おうと思う。

 

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